5月に開催された開幕戦から約3ヶ月ほど空き、開幕大会と同様、富士スピードウェイにて開催されました。
開幕大会時、富士スピードウェイでのフォーミュラ走行が初となる中レースを迎え、走行毎に改善していき調子を上げていったものの悔しい結果となってしまいました。今回は開幕大会のリベンジとして、空いた3ヶ月の中、自分自身のトレーニングも含め車のセットアップの精度を高めるためにテストを行ったりと、準備を重ねて挑戦しました。
レースウィーク初日、セットを完璧に決めきれていない中、開幕大会にはなかった手応えを少しですが感じとれていました。そしてFP。満足いくアタックができなかった中でも順位的にはP13で初日を終了。そこからセットをさらに煮詰め、路面コンディションにも合わせていくと表彰台を狙える位置にまでいけると感じていました。
しかし現実はそんなに甘くなく、レースウィーク2日目で路面コンディションが少し変わり、順位はP18と順位を上げていくことができず、セットもアジャストしきれないまま予選日となってしまいました。
予選はSuper GTの練習走行後に行われ、路面コンディションがガラリと変わる中でのアタックとなりました。開幕大会になかった手応えはあったものの、後一歩、車を合わせきれず、また自分自身も攻めきれずにP23と下位に沈んでしまいました。
第1戦予選直後、チームと話し合いセットを少し変更して挑戦。スタートは、ストール気味となりわずかに失敗。ポジションダウンしてしまいました。その後、スタート直後のオイル処理のため、SCが発動。そこまでに数台を抜きましたが結果、一つのポジションゲイン。SC解除後、またしても多重クラッシュが起きてSC導入。そのままポジションアップができずフィニッシュとなりました。その後改めてセッティングを話し合い、他車とも比較。Team 5ZIGEN代表である木下監督共話し合い、改めてセットを変更して第5戦に向けての調整を行ないました。
第5戦、今回はスタートを決めスタート直後に3台をパス。少しセットを変更したことにより、レースラップも悪くなく安定した走行を重ていました。しかし、後ろを走っていた車に追突されリアウィングの位置が変形。リアウィングの位置が変形したことによる風の影響で、ストレートが10km/hほど遅くなってしまうトラブルが発生してしまいました。ストレートでは他車に離され、コーナーリングでなんとかカバー。そのペースをキープしたままポジションキープと言う形をとらざるを得なくなってしまいました。レース展開は開幕戦同様、スタートからのポジショニングがうまくいき、冷静に判断しながら周囲を確認できたことにより大幅ポジションアップ。P7アップのP16でのフィニッシュとなリました。
改めて開幕戦同様、レースの組み立て方やポジショニング、セットアップに関してもポジティブに捉えることができるレースになったと感じています。しかし予選での車の合わせ方、タイムの出し方には改善点が多く見られます。今回、接触を受けペースが上がらなかったとはいえ、そこの場所に居る予選となってしまったことが一番の反省点です。予選の重要さを改めて知ることになった週末でした。次戦は鈴鹿大会となります。鈴鹿でスクールを卒業した私にとっては、AutoPolisの次のホームコースです。鈴鹿大会に向け、さらに貪欲となり、もっともっと日々の生活から精進し、予選からシングルでの戦いができるよう努力してまいります。
サポートをしてくださったTeam 5ZIGENの皆様、各スポンサーの方々、Team Sena、山本聖渚を応援していただいた方々。本当にありがとうございました。
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ーRace Resultー
Rd.4 Fuji Speedway :Qualifying-P22 Race-P21
Rd.5 Fuji Speedway :Qualifying-P23 Race-P16
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