今回は開幕から2大会開催された富士スピードウェイを離れ、スクール時代も走行を重ねた第2のホームコースと言っていい鈴鹿サーキットにて開催されました。走り慣れているサーキット、そして鈴鹿サーキットということもあり、自信もあり気合も入っていました。
走行初日、車両にトラブルが発生してしまいほとんど走行できず終了。金曜日から走行を本格的に開始。金曜日の走行は思った以上に、私自身と車がマッチせずP20とまさかの下位に沈んでしまいました。セットを変更して色々と試していきましたが大きな変化を得られずその日は終了。木曜日の1日の時間が少し惜しく感じました。しかしエンジニアとも話し、Team 5ZIGEN代表である木下様も応援に来てくださり、予選に向けて集中して備えていきました。
そして予選。自分の中でやれることはやっていきましたが、タイムが伸び切らずP24ととてつもなく苦しい結果となってしまいました。今考えると予選に向けてのセットアップが、もっともっと大幅に挑戦するべきだったのではないかと感じています。プライベートテストでは、いい感触があり、スクール時代に走行を重ねた自身第2のホームコースとも思っていた鈴鹿サーキットでこのようなレースとなってしまい本当に悔しいものとなってしまいました。
第6戦は、下位に沈んでしまった為もっと大胆なことをやってみるしかないと思い、予選終了後エンジニアと早急に話し合い、大幅にセット変更しました。そうすると車の感触も大きく変わり、レースペース、ベストともに改善し何か糸口が見えたように感じることができました。走らせ方や車の方向性、もっともっとアジャストしていく私自身のやらなければいけないことが見えてきたように感じました。レース結果は、レース中でのオーバーテイク、そして前車のクラッシュもありP10アップのP14でフィニッシュしました。
第7戦では、第6戦で感じた感触を基に、微調整を加え挑戦しました。このタイミングでは、セット変更があっている方向ではあったのだが、改善幅が少し少なくなってしまい、なかなかポジションアップも難しく、P18でフィニッシュすることになりました。このタイミングでも予選と同じように、もっと大胆に大きく変えて行ってもよかったと感じました。そしてレース中、ペースの速い車の後ろを走るタイミングがあり、よく観察していると、走り方も車の動き方も近くなってきたように感じますが、更にそれを上回っているような動きをしていました。まだまだ自分自身ともに、車も進化していく必要があると感じました。
今回のレースウィークでは、自身があった鈴鹿サーキットでも最悪と言っても良いぐらいの週末となってしまいました。しかし、木曜日のトラブルを含め、自分自身のドライビング、車の走らせ方、車の進む方向性でものすごく大きなものを得ることができた週末となったように感じます。
これから次に向け、日々の生活から、速くなるためには何をしたらいいのか、速くするためにはどうしたら良いのか、優勝できるようになるにはどうしたらいいのか、もっともっと考え、もっともっとやれることをやっていきます。もっともっとチームとともに駆け上がっていけるような体制を作ります。周りに認めてもらえるよう、応援してもらえるような素晴らしいドライバーに。
これからの山本聖渚の進化、成長をともに是非とも力を貸してください。応援してください。
また今後とも皆様の応援のほどよろしくお願いいたします。
サポートをしてくださったTeam 5ZIGENの皆様、各スポンサーの方々、Team Sena、山本聖渚を応援していただいた方々。本当にありがとうございました。
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ーRace Resultー
Rd.6 Suzuka Circuit :Qualifying-P24 Race-P14
Rd.7 Suzuka Circuit :Qualifying-P25 Race-P18
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